1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【高校野球】大社・92年初戦敗退のエース左腕・大内秀則コーチ「32年前の借りを返してくれた」

スポーツ報知 / 2024年8月12日 5時0分

アルプス席から戦況を見つめる大社の32年前出場時のエース・大内秀則コーチ

◆第106回全国高校野球選手権大会第5日目 ▽1回戦 大社3―1報徳学園(11日・甲子園)

 大社のアルプス席には、前回出場した32年前のエース左腕・大内秀則コーチ(49)の姿があった。「甲子園経験のある人に話を聞きたい」。石飛監督の要請を受け、2年前に外部コーチに就任。投手を中心に熱血指導を行った。だが、現チームは秋、春とともに県で優勝できなかった。「メンタルがまだ弱い」と、責任を痛感した。

 そんななか、雨の日に選手から「ぬれながらノックを受けたい」と志願された。エラーをすれば「ポール間走」のペナルティーを課される“前時代的”な練習。その日がくしくも4月29日、「昭和の日」だったこともあり、「昭和ノック」と名付けられた。「寒いし、正直あまり乗り気ではなかった」と同コーチ。しかし、粘り強さは目に見えて向上した。

 92年は初戦で宇都宮南に3―5で敗れただけに、「32年前の借りを返してくれた」と、選手の成長に笑顔を見せた。(南部 俊太)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください