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鏡優翔、金メダルの感触は「自分の階級より多分重い(笑い)」藤波朱理とのシャンパンが楽しみ…パリ五輪

スポーツ報知 / 2024年8月11日 23時51分

優勝しコーチを肩車する鏡優翔(下)(カメラ・岩田 大補)

◆パリ五輪 最終日 ▽レスリング(11日、シャンドマルス・アリーナ)

 女子フリースタイル76キロ級決勝が行われ、鏡優翔(ゆうか、サントリー)がブレーズ(米国)を破り、金メダルを獲得。最重量級で日本女子初の快挙となった。これまでは最重量級での日本勢の最高位は2004年アテネ、08年北京の浜口京子の銅メダルだった。

 表彰式後、試合に応じた鏡はメダルの感触を聞かれ「重たいですね。自分の階級より多分重いです(笑い)」と語り、報道陣の笑いを誘うと「やったー、一発うけた」と満面の笑みを浮かべた。表彰式では涙を流しながら「君が代」を聞いた。「今まで辛い思いをたくさんしてきたんですけど、それが報われたというか、今まで選択してきたことの答え合わせができたなって思って涙が止まらなかった」と振り返った。

 選手村では女子53キロ級金メダルの藤波朱理と同部屋。先に金メダルを獲得した藤波はチャンピオンズパークでシャンパンをもらったという。同じく女王になった鏡だが、すでにチャンピオンズパークは閉鎖。部屋を出る際に「『優翔さん一緒に飲みましょう』って言ってくれたんで、じゃあ、冷やしといてって言ってきた」と祝杯を挙げる約束をしたことを明かした。

 パリ五輪では日本の20個目の金メダルを獲得したことになった。「もしかしたらそうなるんじゃないかってずっと思ってて、まさかの、なっちゃいました」。鏡の前に男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎が金メダルを獲得。「私の試合の前に19個で来たら最高だねという話をしてたら、ほんとに来ちゃって、ほんとにラッキー。きたーって思いました。本当に持っていました」と大台を狙っていたと明かした。

 これまで「日本人は最重量級を勝てない」と言われたことも多くあったという。だが、鏡は否定的な意見を力に変えた。「そうやって言ってきた皆さんに、見たかと言ってやりたい」。4年に一度のスポーツの祭典で結果を残したことに胸をはった。

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