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「4番・DH」吉田正尚が大敗でも意地の適時打 先発した元ドジャース左腕に悲劇

スポーツ報知 / 2024年8月12日 7時27分

◆米大リーグ レッドソックス2ー10アストロズ(11日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイ・パーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は「4番・指名打者」でスタメン出場し、3打数1安打1打点2三振で打率は2割8分となった。吉田は2打席連続三振に倒れたが、1死満塁で迎えた6回の3打席目に中前適時打を放ったが、反撃もそこまで。2―10で迎えた9回は一塁手・スミスが救援登板。ゴンザレスが「4番・一塁」に入り、吉田と交代した。チームは今季ワーストタイの4連敗となった。

 吉田のバットが、大敗に抵抗した。アストロズ先発右腕・ブラウンに5回まで3安打無得点と苦しんだレ軍。6回に連打と四球などで1死満塁からアブレイユが押し出しの四球を選び、ようやく1点を返すと、敵軍は2番手ファーガソンを投入。2日前の同カード初戦では、代打を送られた左腕に対峙した吉田が意地をみせた。「カット系の逃げる球。チャンスだったので甘い球はどんどん行こうと思っていた」。外角のカットボールを中前にポトリと落とす技あり打で、三塁走者が生還。だが、続くウォンが三ゴロ併殺に倒れて、反撃が終わった。

 試合開始直後、アクシデントに見舞われた。今季はドジャースでもプレーした先発・パクストンが4球目を投げて、右ふくらはぎを負傷。トレーナーに両肩を抱えられて退場する波乱の幕開け。前日ブルペンデーで戦った中継ぎ陣が、25アウトを背負うことになった。

 主砲ディバースが休養日。吉田は4月5日(対エンゼルス)以来、今季2度目の4番に起用されたが、初対戦の先発ブラウンに苦戦した。第1打席は、外角高めのカットボールをハーフスイング。第2打席はストライクゾーンを外れた高めの直球を振らされ、2打席連続で3球三振に。7月10日(対アスレチックス)以来となる1試合2三振となった。「イメージでグラスノー(ドジャーズ)に近い。角度もあって、カットも浮き上がる。目付け、ポイントが難しい。2打席やられたので、また次は対応できるようにしたい」と、悔しがった。

 8点差がついた9回は一塁手のスミスが6番手として、今季3度目の救援登板。ゴンザレスが「4番・一塁」で入り、吉田と交代した。負傷したパクストンは12日に精密検査を受ける予定。「フラストレーションがたまる。とても痛いが、なんとかシーズン中に復帰してチームを助けたい」と気丈にメディアに対応した。

 チームは3タテを食らって、今季最長タイとなるシーズン4度目の4連敗。「痛いですね」と吉田。プレーオフ争いは、正念場を迎えた。

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