【甲子園】広陵が逆転勝ちで４季連続初戦突破 エース高尾響が１失点完投勝利 中井哲之監督は甲子園通算４０勝到達

７回１死二、三塁、広陵・浜本遥大が右前へ２点適時打を放ち、二塁走者・白髪零士（右）も一気に生還。酒井綾希人（左）とハイタッチ（カメラ・朝田　秀司）

◆第１０６回全国高校野球選手権大会第６日▽１回戦　広陵２―１熊本工（１２日・甲子園）

　広陵（広島）が熊本工との伝統校対決を逆転で制して、４季連続の初戦突破を成し遂げた。春夏通算７９勝とし、天理と並んで６位タイとなった。

　広陵は１点ビハインドで迎えた７回１死二、三塁のチャンス、１番の浜本遥大（３年）がライト前へ２点適時打を放ち、逆転に成功した。

　白熱した投手戦の結果、プロ注目のエース右腕・高尾響（３年）は最速１４６キロのストレートに力があり、６安打１失点で完投勝利を挙げた。

　広陵の中井哲之監督は９人目の甲子園通算４０勝到達。木内幸男、阪口慶三と並んで７位タイとなった。