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【甲子園】東海大相模が5年ぶり白星 夏20勝 ドラフト候補左腕・藤田琉生が7回無失点13K 元巨人の原俊介監督が聖地初勝利

スポーツ報知 / 2024年8月12日 13時36分

7回無失点と好投した東海大相模・藤田琉生(カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権大会第6日▽2回戦 東海大相模4―0富山商(12日・甲子園)

 東海大相模(神奈川)が富山商に勝利し、初戦突破。5年ぶりの勝利となり、優勝した2021年センバツから甲子園6連勝をマークした。

 先発した身長198センチの今秋ドラフト候補左腕・藤田琉生(3年)がこの日最速147キロのストレートを軸に、カーブやチェンジアップ、スライダーも織り交ぜ、7回を3安打無失点、毎回の13三振を奪う力投を繰り広げた。東海大相模は節目の夏20勝を聖地に刻んだ。

 1995年のドラフト1位で元巨人捕手の原俊介監督(46)は、うれしい甲子園初白星。2013年の規制緩和以降に就任した元プロ監督の甲子園勝利は、15年夏の九州国際大付・楠城徹(元西武)、17年夏の天理・中村良二、19年春の智弁和歌山・中谷仁、21年春の常総学院・島田直也に次いで5人目となった。

 東海大相模・藤田琉生投手「カーブもしっかり腕を振った結果、空振りが取れたので良かった。変化球で腕が振れていたのは、相手にとっては嫌だったと思う。常に冷静にと考えていました」

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