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挑戦者の川浦龍生が前日計量パスもWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者・大橋哲朗は300グラム超過で再計量

スポーツ報知 / 2024年8月12日 14時49分

前日計量で再計量となった王者の大橋哲朗(左)と1発パスした川浦龍生(カメラ・戸田幸治)

◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ 王者・大橋哲朗―同級6位・川浦龍生(13日、東京・後楽園ホール)

 WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチに挑む川浦龍生(三迫)が12日、都内の日本ボクシングコミッションで前日計量を行った。51・9キロの200グラムアンダーで1発パスした。しかし、初防衛戦に臨む王者の大橋哲朗(真正)は52・4キロの300グラムオーバーで再計量となった。

 川浦は昨年6月の日本スーパーフライ級王座決定戦以来、2度目のタイトル戦。「(大橋が減量)きつそうだな、と思っていたので、やっぱりきついんだなと。自分は試合に向けてしっかり調整するだけです」と動揺はなく淡々と落ち着いていた。

 前回のタイトル戦は同門の中川健太が返上したベルトの王座決定戦で高山涼深(すずみ)=ワタナベ=に4回TKO負け。今回、対戦する大橋は4月にその中川に10回TKO勝ちして王座を奪取した。先輩からは大橋の特徴などのアドバイスをもらっており「敵が討てたら」と初戴冠を目指す。

 戦績は25歳の大橋が12勝(3KO)3敗1分け、30歳の川浦が11勝(7KO)2敗。

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