志尊淳、大病が転機に「俳優はこうあるべきという概念を取っ払って…」３０代突入控え抱負

新製品発表会に出席した志尊淳

　俳優の志尊淳が１２日、都内で米のコスメブランド「ＮＡＲＳ」ブランド生誕３０周年記念新製品「エクスプリシット　リップスティック」発表会に出席した。

　「フレンドオブＮＡＲＳ」に就任した志尊は「日本でも今回僕が初めてで、世界でも数名しかいないというのをお聞きしてすごくプレッシャーだと思いました」とコメント。「こういう立場で出させていただく以上、ちゃんとＮＡＲＳさんの信念とかを自分が勉強して表現していかなきゃ」と決意を新たにした。

　来年３０歳を迎える志尊は、自身の健康や美容のケアについて「生活が不規則なので、ＴＰＯによっては変わってくるんですけど、今までの２０代の僕は何か起きたらケアしようっていうことが多かった」と回想。「最近自分の時間を持てるようになったとき、予防というか、もっと先を見て自分が自分のパフォーマンスを最大限発揮できるように、自分を大切にケアしていくべきだなと最近は思っています」と語った。

　また「今後の抱負３か条」について尋ねられると「概念」「グローバル」「一度きり」と回答。２１年に急性心筋炎を患ったことを機に考え方が変わったといい「俳優はこうあるべきだよねみたいな概念を取っ払って、自分自身で表現したいものだったりとかに対して動きたいと感じた。前は『グローバルに活躍したい』って恥ずかしくて言えなかったんですけど、自分がやりたいことをやろうと思って、普段と違った環境に積極的に目を向けていきたい」と未来の自分に思いをはせつつ「結局、一度きりの人生なんで楽しみたい」と笑みをみせていた。