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【巨人】阪神エラーで先制1点を執念継投で守り切り3連勝 ケラー「代魔人」移籍後初セーブ ヘルナンデス離脱ショックも勝ち切った

スポーツ報知 / 2024年8月12日 20時39分

1回2死二塁、岡本和真の三ゴロが失策を誘い、二塁走者・丸佳浩が生還(左は長野久義、右は山崎伊織)(カメラ・相川 和寛)

◆JERA セ・リーグ 巨人1―0阪神(12日・東京ドーム)

 巨人が阪神に競り勝って3連勝を飾った。貯金を今季最多タイの11に戻し、3位・阪神に3ゲーム差とした。先発の山崎伊織投手が6回2/3を2安打無失点の快投で8勝目。初回に阪神の適時エラーで先制した1点を、執念継投で守り切った。

 巨人は初回、先頭の丸佳浩外野手が技ありの中前安打で出塁。続く吉川尚輝内野手が1球で送りバントを決めて1死二塁に。左手首の骨折で離脱したヘルナンデスの代役で「3番」に入った坂本勇人内野手は、遊ゴロに倒れた。だがここで、4番・岡本和真内野手の三塁線へのゴロを阪神・佐藤輝明が好捕したが、一塁への送球がそれ大山が捕球できず。一塁がセーフ(記録は悪送球で失策)となる間に、二塁から丸がホームへかえり1点を先取した。

 山崎は立ち上がりの初球から150キロをマークするなど、強気に押して4回まで無安打無失点。5回1死から阪神の木浪に初安打を浴びたが後続を断った。6回も1死から安打を許したが、ここで森下を投ゴロ併殺に仕留めた。

 1-0の7回1死から、大山を121球目のフォークで遊飛に打ち取ると、阿部慎之助監督がベンチを出て交代を告げた。気迫あふれる投球で、役割を果たした右腕に対し、スタンドからは「イオリ!イオリ!」のコールが降り注いだ。ここで、2番手の高梨雄平投手が前川を空振り三振に封じ、1点のリードを守った。

 8回は無死から、阪神が3者連続の代打攻勢を仕掛けてきた。3番手の船迫大雅投手が2死を奪ったが、3人目の代打・島田に二塁打を許した時点で、今度は阿部監督が動いた。ここでバルドナード投手にスイッチ。近本を空振り三振に仕留めた。

 巨人はこの日、2連投中だった大勢投手をベンチから外し3連投を回避。守護神を欠いた中での戦いだったが、最終回は代役のケラー投手が3人斬り。最速158キロの圧巻の救援で、古巣の阪神から移籍後初セーブを挙げて逃げ切った。

 

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