「甲子園での反省を踏まえて四球で歩かせない」前回１２Ｋの巨人助っ人右腕、阪神戦でリベンジ狙う

試合前、トレーニングに励むグリフィン（カメラ・堺　恒志）

　巨人のフォスター・グリフィン投手（２９）が６勝目を目指し、１３日の阪神戦（東京Ｄ）に先発する。１２日は本拠地でキャッチボールなどを行い最終調整。来日初の中５日での登板となるが、「休みをいつも（登板）２日後にしていたのを翌日にしただけで、それ以外は特に変えることはない」とし、「しっかり試合をつくってチームが勝てるような展開をつくりたい」と静かに闘志を燃やした。

　前回７日の広島戦（東京Ｄ）は勝敗こそつかなかったが７回１／３を７安打３失点、自己最多タイ１２奪三振。だが阪神との前回対戦だった７月３１日（甲子園）は４回６安打５四球４失点で黒星を喫しており、リベンジを狙う。「得点圏の打率がチームとして高い」と警戒し、「前回の甲子園での反省を踏まえてですけど、四球で歩かせることをなくしたい」と見据えた。