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「落ち込んでいる暇はない」巨人22歳が降格後初アーチ 2軍首脳陣「へこんでいてもしようがないぞ」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 6時10分

イースタンのロッテ戦、1回2死一塁、中山が右越えに2ランを放つ(カメラ・佐々木 清勝)

◆イースタン・リーグ 巨人7―2ロッテ(12日・ジャイアンツ球場)

 巨人の中山礼都内野手(22)が12日、2軍降格後初アーチで再昇格へとリスタートを切った。イースタン・ロッテ戦(G球場)に「6番・遊撃」で先発。2点を先取し、なお2死一塁フルカウントから美馬の直球を泳ぎながらも捉えて右越え3号2ラン。「最高の結果になって良かった」とうなずいた。

 今月3日に昇格し、10日の中日戦(バンテリンD)では「7番・三塁」で96日ぶりに先発出場。だが、好機での空振り三振を含む2三振、守備でも拙守があり、阿部監督は2軍降格を決めた。降格直後は「正直、気持ちの切り替えが難しい」状態だったが、2軍首脳陣から「へこんでいてもしようがないぞ」とカツを入れられ、気持ちを入れ直した。「もう落ち込んでいる暇はない。次に1軍へ上がった時に同じことを繰り返さないことはもちろん、コイツ変わったなと思われるように」。どん底からもう一度、はい上がる。(小島 和之)

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