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「やっぱり、聖地」東海大相模・原監督の父がアルプスで観戦 69年初出場時の主将

スポーツ報知 / 2024年8月13日 6時15分

アルプス席から戦況を見つめる、東海大相模・原俊介監督の父で69年夏の同校初出場時に主将を務めた康夫さん

◆第106回全国高校野球選手権大会第6日 ▽2回戦 東海大相模4―0富山商(12日・甲子園)

 東海大相模(神奈川)は富山商に完封勝ちで5年ぶりの勝利を挙げた。甲子園出場選手史上最長身の198センチを誇る今秋ドラフト候補左腕・藤田琉生(3年)が7回3安打無失点、毎回の13奪三振の力投。元巨人捕手の原俊介監督(46)に甲子園初勝利を贈った。

 * * * *

 縁で結ばれた“家族”だ。東海大相模・原監督の父で、69年夏の同校初出場時に主将を務めた康夫さん(72)がアルプス席で観戦。「なんとも言えない雰囲気。やっぱり、聖地ですから」と変わらぬ光景に目を輝かせた。

 高校入学時、野球をするつもりのなかった康夫さん。そんな中で、当時の故・原貢監督に名前を聞かれた。「『原といいます』と言ったら、『わしと一緒じゃ』って」。野球部に入り、同姓の名将と「甲子園出場」の夢を追うことを決めた瞬間だった。「野球では厳しかったけど、それ以外では優しかった。だから、ついていけた」。猛練習の末、夢は現実に。「出会いがなければ、息子も野球をやってない。本当に野球とは人生そのもの」と亡き恩師への感謝を述べた。

 「今の選手は、孫みたいなもの」と康夫さん。「貢さん、生きていれば喜ぶだろうな」。そうつぶやき、愛息の指揮官や、50歳以上も年下の後輩ナインを誇らしげに見守った。(南部 俊太)

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