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【ソフトバンク】主砲が西武時代以来の4戦連発「だいたい3試合連続で終わるじゃないですか」から“有言逆実行”

スポーツ報知 / 2024年8月13日 5時0分

ソフトバンク・山川 穂高

◆パ・リーグ ソフトバンク14―4楽天(12日・みずほペイペイドーム福岡)

 “有言逆実行”でソフトバンク・山川が2度目の4試合連続本塁打をマークした。9点リードの7回1死、初球の真ん中直球を左中間テラス席に放り込んだ。23号ソロに「うまく押し込めました」と胸を張った。11日に「だいたい3試合連続で終わるじゃないですか」と“逆張り”していたが、西武時代の18年8月14~17日以来の4戦連発。パ・リーグ複数球団での達成は6人目の快挙で、チームを7カード連続勝ち越しと今季最多の貯金33に導いた。

 小久保監督に頭が上がらない。前半戦ラストは不振を極めていたが、球宴期間中の7月22日、移籍後初めてアドバイスを授かった。「左足を上げた時に、右足が伸び上がりすぎていた」。右膝を少し折って目線を低くする。そんなマイナーチェンジが後半戦15試合9本塁打の爆発を呼び込んだ。

 そんな指揮官もダイエーの主砲として4戦連発を2度経験しているが、山川に「どんどん伸ばしてください」と自らは未経験の“5戦連発”を期待した。令和の主砲は「いやいや、まだまだ。でも何かは(小久保監督に)勝ちたいですね」。有言実行の5試合連続弾で、31となったマジックもどんどん減らす。(田中 昌宏)

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