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【甲子園】青森山田が快勝で初戦突破 プロ注目右腕・関は9回104球完投「9回まで投げられたのは収穫」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 11時15分

青森山田の先発・関浩一郎(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日目 ▽2回戦 青森山田9―1長野日大(13日・甲子園)

 センバツ8強の青森山田が、長野日大に11安打9得点で快勝した。最速152キロを誇るプロ注目の右腕・関浩一郎投手(3年)は104球で1失点完投。奪三振8つ、無四死球の快投で、春夏連続の初戦突破に貢献した。

 187センチの長身から放たれる最速146キロの直球と、スライダー、チェンジアップなど緩急を使った投球で相手打線を翻弄(ほんろう)した関。この試合の出力について「大体7割、8割くらい」と振り返った右腕は、「ファーストストライクを意識するようにした。今日は1球目を取りに行けたのはすごい良かった」と先を見据えた投球に手応えを見せた。

 「球数見ながら(監督と相談して)」と完投する予定ではなかったものの「今日は球数少なく投げ切れて良かった。9回まで投げられたのは自分の中で良い収穫になった」と成長を実感した。

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