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レッドソックスがサヨナラ勝ちで連敗を「4」で止める 吉田は無安打も「勝ちという結果につながって良かった」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 13時16分

◆米大リーグ レッドソックス5x―4レンジャーズ=延長10回=(12日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手は12日(日本時間13日)、本拠のレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発し5打数無安打1四球で打率は2割7分4厘となった。レッドソックスは3―4で迎えた延長10回に、代打バルデスのエンタイトル二塁打で同点に追いつき、2死満塁からレフスナイダーの中前打で今季5度目のサヨナラ勝ち。連敗を「4」で止めた。

 4―4で迎えた延長10回。2死満塁。レフスナイダーの打球がセンターに抜けると、一塁走者の吉田も、歓喜の輪に加わった。今季最多の10四死球を得ながら、15三振と攻めあぐねたレッドソックスが、3時間34分の死闘を制し、サヨナラ勝ちした。

 「この勝ちが必要だった。皆が貢献し、プレーオフを目指すチームの戦いができた。サヨナラの瞬間をエンジョイしたよ」。連敗を「4」で阻止したコーラ監督は安堵(あんど)の表情だ。ベンチ全員を使い果たし、送った代打は4度。その全てが吉と出た。チームのシーズン代打数はメジャー最多の141度目。代打による27打点もメジャートップだ。

 連敗中のチームに、デュランの不祥事が重なった。今季全試合で先発し、110試合で打順1番を務めた切り込み隊長が、前日のアストロズ戦の試合中にファンに暴言を吐き、この日、球団から給与未払いの2試合出場停止処分を受けた。

 チームは緊急ミーティングを行い、球団首脳陣はメディア対応に追われ、試合前のクラブハウスに重苦しい雰囲気が漂った。

 デュランに代わって、3Aからメジャー初昇格したギャスパーが延長10回に四球を選んでサヨナラのお膳立て。

 この日、初の1番に抜擢されたハミルトンは、5回、勝ち越しの口火を切った。四球で出塁し、今季30個目の盗塁となる二盗に成功。レッドソックスのシーズン30盗塁は2018年のムーキー・ベッツ以来。新人の30盗塁は1908年のマッコーネル、2008年のエルズベリーに続き球団史上3人目だ。

 8月4日以来となる今季4度目の「打順2番」に入った吉田は今季初の2試合連続2三振も、8回には、何とか四球を選び、延長10回の第5打席は悔しいニゴロも、一塁を必死で駆け抜け、併殺を阻止し、続くレフスナイダーにたすきをつないだ。「負けているので、雰囲気はあまり良くない。ただ、皆が何とかしようと思ってやっている。きょうは勝ちという結果につながって良かったです」と吉田。レッドソックスが、ワイルドカード争いの正念場で踏みとどまった。

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