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池江璃花子 ロス五輪まで拠点は豪州 12月の世界短水路は欠場の意向「少しゆっくりしたい」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 15時4分

ステージ上で笑顔を見せる(左から)池江璃花子、入江陵介さん、寺川綾さん

 パリ五輪に出場した競泳女子の池江璃花子(横浜ゴム)が13日、都内で行われたビート板寄贈プロジェクトのイベントに出演。12月の世界短水路選手権(ハンガリー)に出場しない意向を示した。今後の予定について「オーストラリアに帰って、コーチとミーティングをすることになっている。国体(9月、佐賀)は出る予定で、できればW杯は出たいなという感じではあるけど、今のところ自分の中では世界選手権は今年はいいかなって思う」と明かした。

 昨年10月からオーストラリアに拠点を移した。水泳に全ての時間をささげた1年だった。年内は、水泳以外のことにも時間を費やしてみたい。「急に去年行ってしまったので、ゆっくりする時間もなかった。とにかく練習詰めの日々で大変だった。水泳にもうずっと一方通行というか、本当にそれ以外のことは手が回らなかったりしたので、少しゆっくりしたい。せっかくオーストラリアにいるので。今もほとんど泳いでいない状態。ちょっとずつ楽しくまた泳ぎ始められたらなという感じ」と話した。

 6日に帰国してすぐに空港でセブンティーンアイスクリームを食べ、夜はギョーザをたいらげた。その後もラーメン、すしと4か月ぶりの日本を満喫している。「コンビニに行けるのがすごくうれしくて。特に買うものもないのにコンビニに行ったりしている。やっぱり日本いいなって思う」。久々にお酒を飲んだり、愛車でドライブに出かけたり。「ちょっとしたことが楽しい」と笑顔を見せた。

 4年後のロサンゼルス五輪を「集大成」と位置づける。「ロスまではオーストラリアでやるつもり」と覚悟は決まっている。「4年間あとは全力でやるだけ。全力でこの4年間を頑張っていって、その結果が出なかったとしたら、それはそれで、自分の人生だと思って。自分はそういう力がなかったっていうわけではなくて、これが一つの自分の人生であったなっていう風に、そういう風に思えるような4年間にしていきたい」と語った。

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