【巨人】５回に猛攻、４得点で同点 モンテス２点二塁打、吉川適時二塁打、坂本も「みんながつないでくれたチャンス」でタイムリー

５回２死二塁、吉川尚輝が左翼線適時二塁打（カメラ・相川　和寛）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　巨人―阪神（１３日・東京ドーム）

　４点を追う巨人が５回に反撃、同点に追いついた。

　「６番・右翼」で６月１３日の楽天戦以来となるスタメン出場の長野久義外野手が先頭で右前打で出塁。岸田行倫捕手が四球を選ぶと、門脇誠内野手はしっかり送りバントを決め１死二、三塁。ここで、途中出場で初めての外野守備となる左翼に入るモンテス内野手が、左中間を破る二塁打を放ち、２人が生還し、２点差に追い上げた。２点二塁打についてモンテスは「得点圏にランナーがいたので、とにかくかえすことだけを意識していました」とコメントした。

　なおも１死二塁とチャンスが続き、丸佳浩外野手はポール際への大きな右邪飛に倒れたが、吉川尚輝内野手が流し打ちで左翼線にタイムリー二塁打を放ち、１点差。さらに坂本勇人内野手は初球を左前打して、二塁から吉川が同点のホームを踏んだ。

　タイムリー二塁打の吉川は「チャンスだったのでとにかく必死に食らいついていくんだと強い気持ちをもって打席に入りました。タイムリーになって良かったです」と話し、同点適時打の坂本は「みんながつないでくれたチャンスだったのでなんとかしたいところでした。まずは追いつくことができて良かったです」と語った。