巨人２３歳左腕、リリースポイント「１～２センチ」下げた新フォーム ６回７Ｋ２失点「第一段階としては良かった」

先発し６回２失点の横川（カメラ・佐々木　清勝）

◆イースタン・リーグ　巨人１―２ロッテ（１３日・ジャイアンツ球場）

　巨人の横川凱投手（２３）が１３日、イースタン・ロッテ戦（Ｇ球場）に先発し、６回１０安打２失点と粘投。２軍で今季６度目のクオリティースタート（６回以上自責３以下）をマークした。リリースポイントを感覚的に「１～２センチ」下げ、投球に横の角度をつけることに挑戦。手探りの中で７奪三振、１四球にまとめ「打者の反応を見られたことが収穫。続けていく中で自分のものにできたら」と振り返った。

　今季１軍では先発２試合を含む５試合で１勝１敗、防御率１・３８をマークしたが５月７日に登録抹消。久保巡回投手コーチの助言を受けながら、１９０センチの長身から投げ下ろす縦の角度に、横の角度をつけることで再昇格へのヒントを探る。「第一段階としては良かったけど、まだできないところもある。レベルの高い投球を目指していきたい」と力を込めた。（小島　和之）