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【甲子園】石橋・入江祥太、135球の熱投で毎回11Kの4安打完封&3安打固め打ち「絶対に1人で投げ抜く気持ち」…創立100周年で初勝利

スポーツ報知 / 2024年8月13日 20時49分

石橋先発・入江祥太(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日目 ▽2回戦 石橋5―0聖和学園(13日・甲子園)

 甲子園100周年を迎える節目に、創立100年を迎える県立校・石橋(栃木)が聖地初勝利をつかみ取った。夏初出場校同士の対決を制した。背番号6の入江祥太遊撃手(3年)が先発し、毎回11Kの4安打完封の好投を見せ、「絶対に1人で投げ抜く気持ちでした。三振は丁寧に投げた結果。去年の選抜の負けからずっとこの甲子園で勝つってことを全員で目標にしてやってきたので、とにかく素直に嬉しい気持ちです」と、やりきった表情を浮かべた。

 地方大会を含めても今夏初先発ながら快投を見せた。自己最速141キロには1キロ及ばなかったが、直球を軸に得意のスライダー、ナックルカーブなどの変化球で、宮城大会決勝で仙台育英を19安打で下した強力・聖和学園打線を翻弄した。6回裏に右ふくらはぎがつるアクシデント。チェンジ後はナインの肩を借り、ベンチに下がった。「厳しい状態だった」と振り返ったが、4分間の治療直後、7回先頭ではこの日3安打目となる左前打を放った。「途中、痛い時もあったんですけど、色々ケアしていただいてなんとか投げきることができ、本当に感謝です」と頭を下げた。

 福田博之監督は、自ら続投を志願した入江を信じて託した。入江の快投に、指揮官は「もうエースの柳田も投げたくてうずうずしてたみたいなんですけど、今日は流れ的に入江かなと思った。(入江は)やっぱり後半になればなるほど、力を発揮してくれるなと思ってました」と、目を細めた。

 石橋は昨春にセンバツで甲子園初出場を果たしたが、初戦・能代松陽(秋田)戦では内野安打2本のみで完封負けを喫していた。雪辱を果たし、春夏通じての甲子園初勝利となった。次戦は強豪・青森山田戦。入江は「青森山田高校さんも、ほんとにバッティングも、ピッチャーもすごくいいチームなので、とにかく自分たちの野球を心がけて、絶対に勝ちたいとおもいます」と頼もしく話した。

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