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【甲子園】栃木・石橋、昨年センバツ21世紀枠で初戦敗退から夏初勝利…田口皐月主将「全国の公立の代表として出る覚悟」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 21時21分

聖和学園に勝利、元気よく駆け出す石橋ナイン(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 石橋5―0聖和学園(13日・甲子園)

 甲子園100周年を迎える節目に、創立100年を迎える県立校・石橋(栃木)が聖地初勝利をつかみ取った。夏初出場校同士の対決を制した。田口皐月主将(3年)は、「自分たちは全国の公立の代表、進学校の代表として出る覚悟で今大会に臨んだ。勉強しながらでもしっかり練習の質を高めてやれば、1勝できるんだと、勇気を与えられたかなと思う。このまま自分たちのやることってのは変えずに、次の試合も格上の青森山田高校ですけど、もちろん勝ちは譲らずにやっていきたいと思ってます」と、力を込めた。

 石橋は、サイド右腕の斎藤佑樹投手(3年)を攻め、4回に先頭の4番・入江祥太投手(3年)がレフトへのクリーンヒットで出塁し、1死二塁から死球と四球で満塁に。8番・伊沢颯盛二塁手(3年)の右前2点適時打で先制すると、9番・若月優人遊撃手(3年)にもタイムリーが生まれ、この回は一挙4点を先取。主導権を握った。

 1番・田口は第5打席に聖地初ヒットとなる左安打を放ち、盗塁も決めた。「地方大会から自分はヒットがあんま出てなかったので、ほっとした気持ちと、あとは自分の足生かせるチャンスだったので、少ないチャンスをしっかり最大に活かそうと思ってました」と、充実感を漂わせた。

 同校は「文武不岐」がモットーで、平日の練習は2時間ほどに限られる。グラウンドの右翼側はサッカー部と兼用と、限られた時間と環境の中で聖地初勝利につなげた。今大会期間中は、宿舎でもおのおのが参考書や英単語帳を持参しているといい、「集中力高めるって意味でも勉強は必要です」と目を細めた。

 次戦は強豪・青森山田と対戦する。「甲子園1勝はとてもでっかい目標だったんですけど、それを達成できたことはチームとしても自分としてもとても嬉しい。次も強い相手なので、1勝することをまた目標にして、1つ1つ勝っていきたい」と気を引き締めた。

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