挑戦者・川浦龍生が11回TKO勝利「チャンピオンと言われるのは(人生で)初めて」WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ
スポーツ報知 / 2024年8月13日 22時33分
◆プロボクシング ▽WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級(52・1キロ以下)タイトルマッチ ●王者・大橋哲朗(TKO11回2分5秒)同級6位・川浦龍生〇(13日、東京・後楽園ホール)
WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者・大橋哲朗(真正)と同級6位の川浦龍生(三迫)によるタイトルマッチが13日に行われた。11回、徐々に王者を追い詰めた川浦が、最後は左で倒してTKO勝利。「初めてのベルトもそうですし、チャンピオンと言われるのが初めて。よかった」と試合後は戴冠の喜びをかみしめた。
戦績は25歳の大橋が12勝(3KO)4敗1分け、30歳の川浦が12勝(8KO)2敗。
川浦は昨年6月の日本スーパーフライ級王座決定戦以来、2度目のタイトル戦。同門の中川健太が返上したベルトの王座決定戦は高山涼深(すずみ)=ワタナベ=に4回TKO負け。今回、対戦した大橋は今年4月にその中川に10回TKO勝ちしてWBOアジアパシフィック王座を奪取していた。敗れた悔しさを胸に、大橋の特徴などアドバイスをくれた元王者も応援に駆けつけた中、敵討ちに成功。今後について「夢である世界チャンピオン目指して頑張ります」と世界挑戦に挑む。
初防衛戦に敗れた大橋は現在、世界ランクがWBA3位、WBO6位、IBF9位と世界戦が狙える位置にいた。「世界のベルトを取ると亡き親友と約束交わしたんで」。同門の穴口一輝さんが試合中の事故が原因で2月に死去した。トランクスに「穴口一輝」と刺しゅうして臨んだ4月のタイトル戦で、中川健太(三迫)に10回TKO勝ちして王座を奪取。14日は穴口さんの初盆で「思いっきり雑草魂で倒したい。いい報告をしたい」と勝利を誓っていたが、かなわなかった。
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