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霞ケ浦が智弁和歌山を倒すジャイキリで聖地初勝利 粘り強さの秘訣は練習前の”茨城名物”

スポーツ報知 / 2024年8月14日 6時20分

延長11回タイブレイク、適時内野安打を放ちガッツポーズする霞ケ浦・真仲唯歩(カメラ・谷口 健二)

◆第106回全国高校野球選手権大会第7日 ▽2回戦 霞ケ浦5―4智弁和歌山=11回タイブレーク=(13日・甲子園)

 勝利の瞬間、マウンド上でバンザイした。霞ケ浦が延長11回タイブレークの末、智弁和歌山を撃破して聖地初勝利。3回戦に進出した。

 2番手で救援した背番号10の真仲唯歩(ゆいほ、3年)は大金星に「過去3度甲子園に出て一度も校歌が歌えなかった。自分らの代で絶対に歌いたかった」と誇らしげに語った。先発した2年生左腕・市村才樹がスローカーブを武器に7回まで無失点の快投も、8回に2者連続被弾。3点リードを追いつかれた。「すいません」「大丈夫だよ」。荒れたマウンドに向かい、3回1/3を1安打1失点と粘投した。将来の夢は兄と同じ消防士。見事に火消しを演じた。

 チームの粘り強さの秘密は茨城名物の納豆だ。練習前、ナインはどんぶり1杯のご飯に納豆をかけ、タンパク質を摂取。マネジャーは毎日60合を炊く。粘っこい試合運びで、ジャイアントキリングを成し遂げた。

 真仲はもともと三塁手。投手転向1年。中学時代に「真仲ほどのビビりはいない」と呼ばれた男が、夢舞台で輝いた。(加藤 弘士)

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