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張本智和&美和 28年ロス五輪へきょうだい混合ダブルスの可能性は? 妹・美和「組みたい気持ちはあるけど…」

スポーツ報知 / 2024年8月13日 23時4分

パリ五輪から帰国会見を終えフォトセッションをする(左から)渡辺武弘監督、張本美和、平野美宇、早田ひな、張本智和、戸上隼輔、篠塚大登、田勢邦史監督(カメラ・今成 良輔)

 パリ五輪の卓球男女の日本代表6人が13日、羽田空港着の航空機で帰国し、都内で記者会見を開いた。女子団体で早田ひな(日本生命)、平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)が2大会連続の銀メダル、シングルスでも早田が銅メダルに輝いた。一方の男子は張本智和(智和企画)、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛知工大)が参加した団体は4位、シングルスは張本の8強が最高と、3大会ぶりのメダルなしに終わった。

 張本智は「(シングルス、混合ダブルス、団体の)3種目全てのメダルを目指していましたが、残念ながら獲得することはできませんでした。結果を見ればメダルなしというすごく悔しい結果でした」とする一方で、「最初の混合ダブルスから最後、男子団体まで恥ずかしい戦いではなかったと思います」と前向きに語った。ただ反省は忘れない。「次は最後の結果を突き詰めて、内容と結果を結びつけられるような大会に、次はできたらいいなと思います」と決意を新たにした。

 会見では、2028年のロス五輪に向け、妹・美和との「きょうだい」での混合ダブルスへの意欲を問われる場面もあった。兄は「もちろん次の目標は4年後になるのでその話になるのは当然ですけど、そこは1人の意見どうこうで決まるものではないですし、みんなシングルスに出るってことだけは確実。何かが決まるまでは、おのおのが全力でシングルスを頑張ること」と話すにとどめた。

 張本美も「もちろん組みたい気持ちもありますけど」と意欲をにじませる一方で、「やっぱり相性だったりとか、あとは強い選手が出るのが普通だと思うので、自分も、もっとシングルスを頑張らなければいけないですし、自分が決めることではないので、今度はしっかり自分の力をもっと上げていけるように頑張っていきたいです」と、まずは個人の実力アップを誓った。

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