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大谷翔平、元ソフトバンク右腕と再戦 ブルワーズ戦「1番・DH」先発出場 2戦連発の37号狙う

スポーツ報知 / 2024年8月14日 6時15分

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(13日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場する。2試合連発となる37号で“完全復活”の期待がかかる。

 前日12日(同13日)の同戦では、2点リードの5回無死一塁で3試合ぶりの36号2ラン。逆方向の左中間へ飛距離424フィート(約129・2メートル)の特大アーチを運び、本塁打王争いで再びリーグ単独トップに浮上した。カウント3―0からの一発はメジャー通算207本目で初めてだった。12日からは左手骨折のベッツが約2か月ぶりに復帰し、大谷の後を打つ「2番」で出場。3番・フリーマンを含めた“MVPトリオ”が復活した相乗効果もあり、大谷は「ムーキー(ベッツ)もフレディ(フリーマン)も、テオ(T・ヘルナンデス)もいるし、まだまだケアしなきゃいけない打者がたくさん後ろに控えているので。甘く来たらいくぞという姿勢を、どのカウントでもそういう姿勢だけは崩さないようにしたいなと思います」と口にした。

 そのベッツは3回に先制&決勝11号2ラン。大谷といきなり3度目のアベック弾となった。7回には2死から大谷が四球を選ぶと、リーグ2位タイとなる33個目の盗塁成功。ベッツが右前適時打を放ち、試合を決める5点目が入った。「彼(大谷)は得点圏に進んでくれるから、俺は自分の役割を果たすだけ」とベッツは大谷と2人の信頼関係を強調。大谷はシーズン49本塁打、44盗塁ペースとし、史上6人目の「40―40」に向けてまた前進した。

 この日のブルワーズ先発は元ソフトバンクのC・レイ投手。大谷はエンゼルス時代の昨季対戦し、2打数1安打1本塁打だった。レイは今季10勝3敗、防御率3・38と絶好調だが、ド軍はこの日も1番・大谷、2番・ベッツ、3番・フリーマンの並び。不振だった8月に息を吹き返した大谷がこの日も打つ。

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