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1番・大谷翔平、初回の第1打席は初球打ちも中飛 2番・ベッツ復帰2試合目 2戦連発なるか

スポーツ報知 / 2024年8月14日 9時14分

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(13日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が13日(日本時間14日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の第1打席は初球の91・7マイル(約147・6キロ)シンカーを打って中飛だった。

 ブルワーズ先発は元ソフトバンクのC・レイ投手。大谷はエンゼルス時代の昨季対戦し、2打数1安打1本塁打だった。レイは今季10勝3敗、防御率3・38と好調だが、2年連続の一発にも期待がかかる。試合前にはクラブハウスで救援右腕・ケリーとサッカー盤(ボードゲーム)を楽しむなどリラックスした様子も見せていた。

 前日12日(同13日)の同戦では、2点リードの5回無死一塁で3試合ぶりの36号2ラン。逆方向の左中間へ飛距離424フィート(約129・2メートル)の特大アーチを運び、本塁打王争いで再びリーグ単独トップに浮上した。カウント3―0からの一発はメジャー通算207本目で初めてだった。12日からは左手骨折のベッツが約2か月ぶりに復帰し、大谷の後を打つ「2番」で先発。3番・フリーマンを含めた“MVPトリオ”が復活した相乗効果が早くも見られた。大谷は「ムーキー(ベッツ)もフレディ(フリーマン)も、テオ(T・ヘルナンデス)もいるし、まだまだケアしなきゃいけない打者がたくさん後ろに控えているので。甘く来たらいくぞという姿勢を、どのカウントでもそういう姿勢だけは崩さないようにしたい」と口にした。

 この日も1番・大谷、2番・ベッツ、3番・フリーマンで始まる強力打線。8月の大谷はベッツ不在の9試合は打率1割7分9厘と不振だったが、ベッツ復帰で見られた復調の兆し。夢の3冠王に向け、目が離せない。

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