スケボー堀米雄斗、五輪連覇に「この３年年間死ぬ気でやってきて良かった」 パリ五輪選手団会見出席

金メダルの喜びを口にした男子ストリート・堀米雄斗　（カメラ・佐々木　清勝）

　パリ五輪日本代表の帰国時記者会見が１４日、都内で行われ、６６人のメダリストが出席した。

　スケートボード男子ストリートで連覇を達成した堀米雄斗（三井住友ＤＳアセットマネジメント）が参加。「この３年年間死ぬ気でやってきて良かった」と金メダルの喜びを口にした。「スケートボードを始めたときは五輪もなく、少しずつ五輪が見えてきてチャンスも出てきた。自分がスケートボードを好きになった部分はストリートのカルチャーが強い。でもスポーツ選手として頑張らないと勝てない世界なので、そこは切り替えてこれからも頑張りたい」と東京五輪以降は五輪だけに焦点を当てることが難しかったと振り返った。

　現在は米国を拠点としている。４年後のロサンゼルス五輪は“ホーム”となり、３連覇への意欲ものぞかせた。「小さい頃はアメリカでプロになることだけを夢見て全てをかけてやってきた。そんな場所（での五輪）が４年後にあるので、まずは五輪選手に入れるようにして３連覇を狙いたい」と先を見据えた。