稲村愛輝、征矢学に豪快勝利で咆哮「ウォー、ウォー、ウォー！」…８・１２「Ｎ―１」かわさき全成績

征矢学（左）を無双でたたきつける稲村愛輝（写真提供・プロレスリング・ノア）

◆プロレスリング・ノア「Ｎ―１　ＶＩＣＴＯＲＹ　２０２４」（１２日、神奈川・カルッツかわさき）観衆１５５５

　プロレスリング・ノアの真夏の最強決定戦「Ｎ―１　ＶＩＣＴＯＲＹ　２０２４」が１２日、神奈川・カルッツかわさきで行われた。

　メインイベントのＢブロック公式戦で２勝２敗で崖っぷちに立たされたＹＯＩＣＨＩ改め稲村愛輝が３勝１敗の征矢学と激突した。

　大会前にサウナで特訓した征矢とストロングマントレーニングで肉体を極限まで追い込んだ稲村。両者のパワーが真っ向からぶつかるたと互いの持てる技をぶつけ合う熱闘を展開。最後は２０分１９秒、豪快な無双で征矢をマットにたたきつけ勝利した。

　執念の一戦で勝ち点を６に伸ばした稲村はリング上で「ウォー、ウォー、ウォー！」とほえまくった。「これで３勝。６点だ。まだまだ正直俺は崖っぷちにいるかもしれない。だけど、この苦境、逆風、必ず乗り越えてみせます。大きな波作って、その波に乗っかって、俺が夏男になります！」と誓った。

　◆８・１２かわさき大会全成績

　▼「Ｎ―１　ＶＩＣＴＯＲＹ　２０２４」Ｂブロック公式戦

○稲村愛輝（６点＝３勝２敗）（２０分１９秒、無双→片エビ固め）征矢学（６点＝３勝２敗）●

　▼同Ａブロック公式戦

○大岩陵平（５点＝２勝２敗１分）（１６分３９秒、逆さ押さえ込み）ジャック・モリス（６点＝３勝２敗）●

　▼ＧＨＣタッグ選手権試合

王者組・丸藤正道、○杉浦貴（１８分１６秒、アンクルホールド）挑戦組・石川修司、谷口周平●

　▼「Ｎ―１　ＶＩＣＴＯＲＹ　２０２４」Ａブロック公式戦

○ジョシュ・ブリッグス（６点＝３勝１敗）（１１分３７秒、ラリアット→片エビ固め）マサ北宮（４点＝２勝３敗）●

　▼同Ｂブロック公式戦

○タビオン・ハイツ（６点＝３勝２敗）（１２分０６秒、ハイツボム→エビ固め）拳王（８点＝４勝１敗）●

　▼同Ａブロック公式戦

○清宮海斗（５点＝２勝１敗１分）（１２分４５秒、変型シャイニングウィザード→片エビ固め）ドラゴン・ベイン（６点＝３勝２敗）●

　▼大原はじめ２０周年記念試合

○大原はじめ、熊野準（１４分２７秒、ムイビエン）Ｈｉ６９●、スペル・クレイジー

　▼６人タッグマッチ

ＡＭＡＫＵＳＡ、○Ｅｉｔａ、ニンジャ・マック（１１分３０秒、トラウマ→体固め）ＨＡＹＡＴＡ、ＹＯ―ＨＥＹ●、タダスケ

　▼タッグマッチ

○タイタス・アレクサンダー、大和田侑（１１分５１秒、ビッグアグリー）ダガ、藤村加偉●