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【甲子園】V候補・大阪桐蔭がまさか…マダックス許し敗退 夏50戦目で初の完封負け

スポーツ報知 / 2024年8月14日 13時36分

試合後、ベンチ前で肩を落とす大阪桐蔭ナイン (カメラ・馬場 秀則)

◆第106回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 大阪桐蔭0―3小松大谷(14日・甲子園)

 春夏通算9度の優勝を誇る名門・大阪桐蔭が夏50試合目にして初めての完封負け。わずか92球と春夏初めてのマダックス(100球未満での完封)を許し、2回戦敗退となった。

 先発は最速151キロの2年生右腕・森陽樹。5回終了時点で6K無失点と順調に思われたが、7回に守備のミスから先制点を奪われると、続く打者に適時打を浴び2失点。8回からは最速154キロのエース右腕・平嶋桂知(3年)が救援するも、四球と暴投でピンチを背負い、痛恨の追加点を許した。

 打線は小松大谷の先発・西川大智に対し5安打無得点と沈黙。9回1死から安打で粘りを見せるも、6番・山路朝大が二塁手が遊ゴロ併殺打に倒れ涙をのんだ。

 西谷浩一監督(54)は、「ピッチャーは頑張っていたので、もう少し早い展開で攻めて、点を取りたかった。3年生はこの悔しさを持って次のステージへ進んでほしい」と悔しさを押し殺しながら振り返った。

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