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【甲子園】スタメン全員2年生の三重・菰野が3回で9失点と苦しい展開 阪神・西勇輝、中日・岡林勇希の母校

スポーツ報知 / 2024年8月14日 16時50分

3回、リードを広げられ浮かない表情の菰野・森田亮太監督 (カメラ・岡野 将大)

◆第106回全国高校野球選手権大会第8日 ▽2回戦 菰野―西日本短大付(14日・甲子園)

 16年ぶり3度目出場の菰野(三重)は3回を終え、9失点と苦しい展開を迎えた。

 初回、先発の2年生右腕・森柊真が先頭打者に四球を与えると、次打者に左翼線二塁打を許し、先取点を献上。2回は走者を出しながらも、0点で抑えた。しかし、2巡目となった3回には、四死球と安打で1死満塁のピンチ。5番・村上太一に左前適時打、次打者には右犠飛で2失点。なおも2死一、二塁で7番・安田悠月に右越えの三塁打を喫し、森はマウンドを降りた。

 2番手の奥野彼方は2死三塁から四球、自身の悪送球などが絡み、追加点を許した。先発・森は2回途中で5安打4四死球6失点で、3回は計8点を奪われた。

 阪神・西勇輝投手、中日・岡林勇希外野手がOBの菰野は2年生ばかりのスタメンで、1回戦の南陽工(山口)戦は6―2で勝利。春夏通して甲子園初勝利を挙げたが、2回戦は先発・森の立ち上がりを攻められ、3回までに9失点を喫した。

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