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【巨人】スタメン起用の浅野翔吾が1号満塁弾 戸郷翔征が2試合連続完封で9勝目

スポーツ報知 / 2024年8月14日 20時27分

4回2死、浅野翔吾は左越えに1号満塁本塁打を放ち、阿部慎之助監督らに迎えられる(カメラ・堺 恒志)

◆JERA セ・リーグ 巨人4―0阪神(14日・東京ドーム)

 巨人が4月6日以来99試合ぶりスタメン起用の浅野翔吾外野手の今季チーム初、阿部巨人初の満塁弾。エース戸郷翔征投手は126球で7安打無失点、8奪三振無四球で8日の広島戦(東京ドーム)に続く2試合連続完封で阪神に快勝。巨人は今季、東京ドームでは最後の阪神戦に勝ち越した。

 戸郷は1回、先頭の近本光司外野手に左前打、エンドランで中野拓夢内野手の遊ゴロで1死二塁とされたが、森下翔太外野手を空振り三振、4番に復帰した佐藤輝明内野手を中飛に打ち取り無失点。4回も森下に先頭で左前打されたが、佐藤輝を二ゴロ併殺打に抑え、チャンスの芽を摘んだ。

 打線は1回、阪神の先発・及川雅貴投手から先頭の丸佳浩外野手が中前打で出塁したが、坂本勇人内野手が見逃し三振、岡本和真内野手は空振り三振に打ち取られるなど後続が抑えられ無得点。

 0―0で迎えた4回に満塁弾が飛び出した。2死から大城卓三捕手が四球で歩き、「6番・左翼」で、来日後初めて外野でスタメン出場のモンテス内野手が左中間二塁打で続き二、三塁とすると、門脇誠内野手も四球を選び2死満塁。ここで「8番・右翼」で4月6日のDeNA戦(東京ドーム)以来、99試合ぶりにスタメン出場の浅野翔吾外野手が、左翼スタンドに1号のグランドスラム。スタメン起用にこたえる今季初ヒットが大きな一発となり、4点をリードした。

 浅野にとって東京ドーム初本塁打、チームとしては今季初、阿部巨人初の満塁ホームラン。高卒2年目の満塁アーチは坂本と同じで、坂本と同じ東京ドームでの阪神戦で記録した。

 4点の援護をもらった戸郷は9回まで126球、7安打無失点、8奪三振無四球で自身初の2試合連続の完封勝利を飾った。巨人での2試合連続完封勝利は2018年の菅野(3試合)以来。

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