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夏の甲子園で相次ぐジャイキリ、低反発バットで力任せに打ち勝てないことも要因の一つ 強豪校に焦りも…安倍昌彦氏の見解

スポーツ報知 / 2024年8月15日 6時30分

大阪桐蔭を破り整列に向かう小松大谷ナイン(カメラ・岡野 将大)

 甲子園で取材を重ねる「流しのブルペンキャッチャー」ことスポーツライター・安倍昌彦氏(69)がこの夏、聖地で番狂わせが相次ぐ原因を分析した。

 * * * *

 今春から導入された低反発の金属バットも、番狂わせが多発する要因の一つといえるでしょう。以前の金属バットだったら、強豪校の選手は鍛え上げたフィジカルで、力任せに打ち勝つことも可能でした。しかし、新基準はジャストミートの可能性も低くなり、「詰まったけどスタンドイン」が皆無になりました。投手に制球力があり、チームに一定の守備力があれば、試合はロースコアで推移します。

 そんな時、焦りが出るのは「勝って当たり前」と見られている強豪校の方です。こんなはずじゃないと試合が進む中で、スキが生まれる。3年生にとって「負けたら終わり」の夏は、選手の感じるプレッシャーも強い。いつもの調子が出ない中で、「負けてもともと」の自然体な相手にやられる―というのが、“番狂わせ”が多発する原因かもしれません。

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