【阪神】スタメン復帰の佐藤輝明「いい当たりもあったんですけどね」１６打席ぶり安打も勝利ならず

４回無死一塁、佐藤輝明は二ゴロ併殺打に倒れる（捕手・大城卓三）　（カメラ・堺　恒志）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　巨人４―０阪神（１４日・東京ドーム）

　阪神・佐藤輝明内野手が２試合ぶりに「４番・三塁」でスタメンに復帰したが、チームは完封負けを喫した。初回２死二塁で中飛。４回無死一塁で、二ゴロ併殺打に倒れた。７回に右前打。５試合、１６打席ぶりの安打を放ったが、後続がつながらず、９回１死二塁では中飛に天を仰いだ。「いい当たりもあったんですけどね」と悔しそうな表情。守備では４回に岡本和のゴロをグラブに収め損ねたが、足元のボールをすぐに拾って一塁へ。冷静だったかと問われ「そうですね。まあ、アウトにできたので」と振り返った。

　１３日の巨人戦は６月２２日以来のスタメン落ち。直前の３試合は快音がなく、守備の不安もあったため、岡田監督は「よく言えばリフレッシュ」と代打で起用した。同戦後に予告した通り、すぐに４番に戻したが、勝利にはつながらなかった。