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ドジャースの同地区ライバル2球団が勢い止まらず ともに後半だけで貯金15の快進撃で、3ゲーム差に

スポーツ報知 / 2024年8月15日 7時50分

 ナ・リーグ西地区2位タイで並ぶパドレスとダイヤモンドバックスが、ともに快勝して、試合前の同地区首位ドジャースとの差を3・0ゲームに詰めた。

 パドレスは、本拠地・パイレーツ戦の初回にクロネンワースの15号3ランで先制すると、2回にも大谷(ドジャース)と首位打者を争うアラエスの適時打で1点を追加。3回にもメリルの2点適時三塁打、ペラルタの6号2ランで追加点を奪い、3回終了時点で8―0と大量リードをつかんだ。投げても先発のペレスが6回途中5安打1失点、8奪三振と好投。6回途中からは継投に入り、危なげなくパイレーツ打線を抑えて8―2で逃げ切って3連勝とした。

 同じく2位タイのダイヤモンドバックスも、本拠地・ロッキーズ戦で11―4で快勝して6連勝。パドレスと同じ69勝53敗の貯金16となり、ドジャースと3・0ゲーム差の2位タイでピタリとついた。

 パドレスとダイヤモンドバックスは、ともに後半戦になってから調子を上げて、後半戦はここまでパドレスが19勝4敗、ダイヤモンドバックスが20勝5敗で、ともにオールスター後だけで貯金を「15」作っている。前日13日(同14日)終了時点で後半戦の勝率は、全30球団の中でもパドレス(18―4、・818)、ダイヤモンドバックス(19―5、・792)、ドジャース(15―8、・652)とナ・リーグ西地区の3チームが上位3つを独占している。

 ナ・リーグ西地区は、ドジャースが2位と一時は最大9ゲーム差をつけ、独走かと思われたが、パドレスとダイヤモンドバックスの猛烈な追い上げによって3チームの混戦になってきている。ドジャースも9日(同10日)から5連勝中。この日の敵地・ブルワーズ戦に大谷は「1番・指名打者」でスタメン出場し、3試合連続本塁打にも期待がかかる。

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