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大谷翔平、35本塁打&35盗塁の「35―35」到達 史上最速の「40―40」、史上初の「45―45」射程圏内

スポーツ報知 / 2024年8月15日 10時16分

◆米大リーグ ブルワーズ―ドジャース(14日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が14日(日本時間15日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。2回に二盗、三盗を決め、リーグ単独2位となる今季35盗塁目。同1位の37本塁打と合わせ、自身初の「35―35」に到達するとともに、シーズン49発&46盗塁ペースで史上6人目の「40―40」はもちろん、史上初の「45―45」をハッキリと視界に捉えた。

 ブ軍先発のF・モンタスは大谷にとって“カモ”といえる投手。この日まで通算27打数11安打の打率4割7厘、5本塁打、13打点となっていた。メジャーで最も本塁打を打っている相手で、今季もロサンゼルス市が「大谷翔平の日」と制定した5月17日(同18日)に対戦。当時レッズの右腕から大谷が13号2ランを左翼席にたたき込んでいる。

 初回先頭の第1打席は強烈な打球で三塁手の失策を誘い、その後無死満塁からT・ヘルナンデスの押し出し四球で先制の生還。2回1死の第2打席では四球を選び、2番・ベッツの打席で2試合ぶりの盗塁となる二盗。さらに3番・フリーマンの打席で三盗をたやすく成功させた。今季の盗塁成功率は89・7%。失敗は4つしかない。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、出場118試合目での「35―35」到達は「40―40」を達成した98年ロドリゲス(マリナーズ)と並んで史上2位の記録だという。

 また、全米野球記者協会のエリック・スティーブン記者は自身のXで「MLBの歴史上、『40―40』を達成した選手は5人しかおらず、最も早く達成したのは、チーム148試合目(2006年のA・ソリアーノ、46本塁打と41盗塁で終了)。大谷翔平はドジャースの121試合目で37本塁打、35盗塁を記録している」と偉業の最速達成の可能性を伝えた。

 ◆40―40クラブ パワーとスピードを兼ね備えた選手だけが達成可能で、MLBでも過去に5人しかおらず「40―40クラブ」と称される。88年にカンセコ(アスレチックス)が42本40盗塁で初めて達成。以後、96年ボンズ(ジャイアンツ)、98年ロドリゲス(マリナーズ)、06年ソリアーノ(ナショナルズ)が続いた。昨季はアクーニャ(ブレーブス)が41本、73盗塁で17年ぶりに達成し、ナ・リーグMVPに満票で選出された。

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