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パパになった飯村樹輝弥がV3戦「次は自分の番。子供ためにも妻のためにも頑張る」

スポーツ報知 / 2024年8月15日 16時16分

3度目の防衛戦に挑むチャンピオンの飯村(左)と挑戦者の見村

◆プロボクシング▽日本フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ10回戦 王者・飯村樹輝弥―同級4位・見村徹弥(16日、後楽園ホール)

 チャンピオン飯村樹輝弥(26)=角海老宝石=の3度目の防衛戦の計量が15日、都内で行われた。飯村はリミットの50・8キロ、挑戦者の同級4位・見村徹弥(28)=千里馬神戸=は50・7キロでともに1回でパス。飯村は今月1日に元ボクサーでセコンドも務める真成美夫人が第1子となる長女を出産。パパとして初めて迎える防衛戦にやる気をみなぎらせた。

 「今回は試合と出産の時期がかぶりましたが、調整はばっちりです。新しい命が生まれる瞬間には感動しました。子供のためにも、奥さんのためにも頑張るという気持ちが強くなった」と笑顔が自然とこぼれる。試合2週間前という一番体力的にきつい時期でも、まな娘の誕生には立ち会った。「奥さんがこれだけ頑張ったのだから、次は自分の番」と力がみなぎってきたという。

 対戦相手の見村とは計量会場で初対面。その印象を聞かれても「特にないです。すべて想定内」と余裕の表情。防衛戦に関しても「前戦(9回TKO勝ち)からの進化を見せたい。フライ級には『飯村がいる』という試合をする」と力強く宣言した。

 見村徹弥(日本タイトル初挑戦)「足とスピードは自分の方が上。自分の得意な部分でいかに上回れるか。気持ちで負けないようにしたい」

 戦績は飯村が6勝(2KO)1敗、見村は12勝(3KO)4敗。

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