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巨人・浅野翔吾、8・18はアーチデー!22年・高松商時代に甲子園でバックスクリーン弾、23年は広島戦でプロ1号

スポーツ報知 / 2024年8月16日 5時5分

14日、満塁本塁打を放ちガッツポーズの浅野

 巨人の浅野翔吾外野手(19)が15日、「夏男」としてチームをけん引する意欲を示した。14日の阪神戦(東京D)で今季1号となる満塁弾を放ち「これから何回もああいう歓声をいただけるように頑張りたい」と決意した。

 鮮烈な東京D1号をたたき込んだ浅野に、今度はメモリアルデーがやってくる。昨季は8月18日の広島戦(マツダ)でプロ初本塁打。2年前の同日は、香川・高松商時代の夏の甲子園準々決勝で近江の山田(現西武)からバックスクリーン弾を含む3安打を放った。「夏になっても食欲は全然落ちない」と酷暑をものともしない19歳。今年は横浜を舞台に、伝説の再現を狙う。

 “師匠”との対戦にもなる。4か月間過ごしたファームでは、DeNA・宮崎を手本としたフォームでフリー打撃の冒頭数球をこなす新ルーチンを導入。スタンスを狭くし、バットのヘッドを投手側に何度も傾けながら投球を待つ独特の構えだ。172センチ、85キロと体格が近く、通算打率3割3厘を誇る右の強打者にならい「バットを内から出すためです」と理想的なスイングを求めてきた。

 不動の3番だったヘルナンデスが15日に左手首の手術を受けたと発表。今季中の復帰は微妙な情勢で、浅野にかかる期待は大きくなる。「優勝争いしている途中なので、気を抜かずに頑張っていきたい」と頼もしい希望の星が、巨人を加速させる。(内田 拓希)

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