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【札幌記念】好走へのカギは前走GⅠ組&先行力 絶好の走り頃迎えたノースブリッジ

スポーツ報知 / 2024年8月16日 5時30分

岩田康が最終追い切りも託されたノースブリッジは軽快な走り

◆第60回札幌記念・G2(8月18日、札幌競馬場・芝2000メートル)

 サマー2000シリーズ第4戦、第60回札幌記念・G2(18日、札幌)の出走馬が15日、確定した。

 スーパーG2と呼ばれ多くの実績馬が集う札幌記念だが、1番人気は11年のトーセンジョーダンを最後に勝てていない。過去5年の連対馬10頭で1番人気だったのは21年のラヴズオンリーユーのみ。昨年も連覇を狙った単勝2・3倍のジャックドールが6着に沈んだ。1番人気濃厚で連覇が懸かるプログノーシスは危険な存在か。また、同じく連対馬10頭のうち、19年の勝ち馬ブラストワンピース以外の9頭が前走G1組。昨年9番人気で2着に激走したトップナイフは、日本ダービー14着からの参戦だった。

 今回の出走馬で前走G1組は5頭。なかでもノースブリッジに妙味がある。前述の10頭のうち8頭が4角5番手以内、うち6頭が4角2番手以内と、当レースは明らかに先行有利だ。ノースブリッジは勝ったエプソムC、アメリカJCCともに4角3番手からの押し切りと先行力が持ち味で、前走のクイーンエリザベス2世Cも逃げて3着に粘り込んだ。また、3勝クラス以降の3勝は全て2か月半以上の休み明けと、間隔が空いた方が力を出せるタイプ。3か月半空いた今回も絶好の走り頃といえる。

 陣営がかねてからG1奪取の期待を寄せる素質馬が、夏のビッグタイトルを制す。(角田 晨)

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