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森田剛、終戦の玉音放送携わった伝説のアナウンサー役「未来ある若者にみてほしい」…8年ぶり長編映画主演

スポーツ報知 / 2024年8月17日 5時0分

映画に込めた思いを語った森田剛

 俳優の森田剛(45)が16日、都内で主演を務める「劇場版 アナウンサーたちの戦争」の初日舞台あいさつに出席した。

 昨年8月にNHKで放送されたスペシャルドラマの劇場版。ラジオで太平洋戦争開戦を伝えるニュースと、終戦の玉音放送に携わった伝説のNHKアナウンサー・和田信賢氏(森田)の葛藤を描く。

 森田の長編映画主演は、2016年「ヒメアノ~ル」以来、8年ぶり。会場の客席は、台風7号の影響もあり空席もあったが「すてきな作品に参加できたこと、そしてこの日を迎えられてうれしく思います」と笑顔を見せた。

 戦時下の情報戦で“声”が兵器と化すことに苦悩を抱く和田アナを演じ「言葉に力があるという信念を持っている人。演じる上ではその純粋な部分と、どうしようもならない現実という表現に興味が湧きました」と告白。前日15日に終戦から79年を迎えたが、「昔話ではなく今に通じる話。未来ある若者にみてほしい」と真剣なまなざしで平和への思いを訴えた。

 イベントでは、劇中で夫婦役を演じた女優・橋本愛(28)に膝枕をされるシーンも話題に。森田は「どうやって膝枕に入ればいいんだろう?と思って…」と戸惑いもあった様子。それでも「橋本さんに頭をなでられて何だか子どもに返ったようで、女性って強いなと思いました。膝枕だと夫婦で見つめ合うのではなく、同じ方向を見るのもいいなと。勇気づけられるシーンでした」と振り返った。

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