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独走ムードから一転? 大谷翔平の打撃成績とドジャース成績の関係

スポーツ報知 / 2024年8月17日 4時30分

◆米大リーグ ブルワーズ6―4ドジャース(15日、米ウィスコンシン州ミルウォーキー=アメリカンファミリーフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が15日(日本時間16日)、敵地・ブルワーズ戦に「1番・DH」で出場。5回に右前打を放ったが、5打数1安打で8月は月間打率1割7分9厘と波に乗り切れていない。ナ・リーグ西地区首位のド軍は逆転負けを喫し、連敗。最大9あった同2位とのゲーム差は2となった。

 劣勢をはね返す勢いはなかった。2点を追う9回2死。大谷が空振り三振に倒れて試合終了。沸く敵軍を横目にベンチへ引き揚げた。5回先頭では2試合ぶりの安打となる右前打。12日ぶりの単打が飛び出したが、ベッツが休養する中、5打数1安打で勝利に導けなかった。ナ西地区首位のド軍と同2位のパドレス、Dバックスは2差に。一時の独走ムードから一転、予断を許さなくなってきた。

 大谷もチームも波に乗れそうで乗れない。8月の大谷は13試合で5本塁打、7盗塁も打率1割7分9厘、出塁率2割3分にとどまる。ドジャースは8勝5敗ながら、8月はパドレスが10勝2敗、Dバックスが11勝2敗と快進撃を続け、ド軍と2位の2差以内は1・5差だった4月24日(同25日)以来約4か月ぶり。勢いの差は明らかだ。

 6月20日には2位と最大の9差があった。6月は大谷も月間12発と絶好調で、ベッツが左手を骨折した16日から26日にかけては10戦8発。1番として大暴れし、首位打者にも立っていた。ド軍が6年ぶりに月間負け越しを喫した7月は打率2割8分6厘、6発とややペースダウン。8月に入り、ベッツらも復帰したが、救援陣に疲労が濃く、この日はハドソンが8回一挙3失点。チーム状態と大谷の調子は比例する傾向があるだけに踏ん張りどころだ。

 ロバーツ監督は大谷に休みを与える予定を聞かれ「NO」と3度繰り返した。唯一無二の存在であることは誰が見ても明らか。「ポストシーズンに向けて自分のやることに集中したい」という大谷が、直近12年で11度目となる地区Vのカギを握っている。(中村 晃大)

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