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「古賀紗理那を主将に選んで大正解だった」…バレーボール女子日本代表・真鍋監督がねぎらう

スポーツ報知 / 2024年8月17日 5時5分

パリ五輪出場を決め記念撮影する日本チーム(中央が古賀)

 パリ五輪を最後に引退したバレーボール女子日本代表の古賀紗理那(28)=NEC=が16日、都内で会見を開いた。夫・西田有志(24)=大阪ブルテオン=が見守る中、涙はなく「後悔はない」と笑顔で20年の競技人生に区切りをつけた。今後もバレーに関わる希望を持ち、家庭では「お世話を頑張る」と西田をサポートする。また、女子日本代表の真鍋政義監督(60)が、古賀を「ねぎらった」。

 * * * *

 古賀を主将にして大正解だった。この2年半の間、一緒に日本代表をやってきたが、日本の主将として、またエースとして、よく頑張ってくれた、という思いが強い。彼女を主将に選んだのは、東京五輪をエースとして経験していることに加え、(16年)リオ五輪代表から外れるという挫折も経験しているからだった。喜びだけでなく苦しみを知っていることで、若い選手たちをリードしてくれると感じていた。そのことを話し、主将をお願いしたが、3日くらいで、受けてくれた。

 かなりのストレスや戸惑いも抱えていたと思うが、1年目、2年目と人間的にも大きく成長してくれた。チームをまとめ、自分のことよりも、若い選手が思いきってプレーできるようにという発言が増えていった。私たちのミッションはパリ五輪出場権を獲得することだった。従来だと最終五輪予選は1週間くらいだったが、今回は世界ランクで決まる方式で、ネーションズリーグを1か月半戦って決まった。この長期間、相当なプレッシャーが選手たちにかかっていたが、古賀はみんなが緊張せずに思い通りのプレーができる環境を作ってくれ、それが五輪切符につながった。感謝しかありません。(バレー女子日本代表監督・真鍋 政義)

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