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ハンドボール男子日本代表新監督にジローナ氏「若い世代を育てる」アンダーカテゴリーも指導しロス五輪8強を目指す

スポーツ報知 / 2024年8月16日 18時53分

ハンドボール日本代表監督に就任したトニー・ジローナ氏(カメラ・大西健太)

 日本ハンドボール協会は16日、オンラインで会見を開き、男子日本代表「彗星(すいせい)ジャパン」の新監督にスペイン出身のトニー・ジローナ氏(51)が就任すると発表した。

 ジローナ氏は会見に参加し「オリンピックを見て、日本チームのポテンシャルを感じた。若い世代を育てるというところで関わっていきたいと思った」と監督就任へ至った思いを説明。ジローナ氏は若手育成にも定評があり、今後はアンダーカテゴリーの指導にも関わっていくという。「選手たちはクラブや大学でプレーしているので、そこでの時間が長い。協力体制が重要になってくる」と意気込んだ。

 日本代表監督は2月にダグル・シグルドソン氏が辞意を表明し、4月に急遽、カルロス・オルテガ氏が就任。パリ五輪まで指揮をとってきた。宮本英範専務理事は「腰を据えた4年間の契約」とし、「都度都度、会話を密にしていきたい。そういう意味では各大きなメジャーな大会でゴールを設定し、都度、振り返りをしたい」と語った。

 パリ五輪は1次リーグで5戦全敗に終わったが、4年後のロサンゼルス五輪へ向けては「グループ(1次)リーグを突破してベスト8」と目標を掲げた。22日に行われるパリサンジェルマン戦(国立代々木競技場第一体育館)が新生・彗星ジャパンの初陣となる。

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