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山本由伸、右肩負傷後初の実戦形式登板 ライブBPで打者5人から無安打2K ヌートバーと再会も

スポーツ報知 / 2024年8月17日 5時1分

◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(16日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 右肩腱(けん)板損傷で60日間の負傷者リスト(IL)入りしているドジャース・山本由伸投手が16日(日本時間17日)、敵地・カージナルス戦の試合前に負傷後初の実戦形式となるライブBPに登板。当初は2イニング相当の予定だったが、打者5人と対戦し、2奪三振。変化球を交えて17球で安打性の当たりを1本も許さなかった。

 投球後には昨年3月のWBCで共闘したカージナルスのヌートバーと再会。言葉を交わし、笑顔で抱擁した。

 6月15日(同16日)の本拠地・ロイヤルズ戦で2回緊急降板した山本だが、7月上旬にはキャッチボールを再開。同19日(同20日)には報道陣の前で遠投を行い「いい感じでした」と笑顔を見せた。8月13日(同14日)には本拠地で4度目のブルペン投球を行い、約40球。メジャー移籍1年目ということもあり、球団も慎重に復帰のプログラムを進めている。

 山本は今季、14試合で6勝2敗、防御率2・92。最短復帰は8月15日(同16日)となっていたが、メジャー復帰は9月となる見通し。投手陣が苦しい台所事情なだけに、山本の完全復活はチームも待ち望んでいる。

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