「ノア」稲村愛輝、「Ｎ―１」優勝戦進出へミノワマンから「超人体操」伝授「勝ち残るには超人になるしかない」

ミノワマン（右）に「超人体操」を伝授されたＹＯＩＣＨＩ改め稲村愛輝（写真提供・プロレスリング・ノア）

　プロレスリング・ノアのＹＯＩＣＨＩ改め稲村愛輝が１６日までに埼玉県内のＮＯＡＨ道場で練習を公開した。

　現在、真夏の最強決定戦「Ｎ―１　ＶＩＣＴＯＲＹ　２０２４」に参戦中の稲村。８・１２川崎大会を終え５戦３勝２敗の勝ち点６で８点で首位を走る「ＡＬＬ　ＲＥＢＥＬＬＩＯＮ」拳王を追走する。逆転でのリーグ戦突破へ「宇宙超人！ミノワマンＤ・Ｚ」へ弟子入りを志願した。

　道場でミノワマンが考案した「超人体操」で身体のあらゆる部分をチェック、調整し１８日の仙台大会から残り２戦となった公式戦へ糧を注入した。練習後にミノワマンは「超人は『毎日続ける何か』を毎日続けると、誰もが超人になれるっていうことです。今の体操も毎日この首の体操をやっていくと、どんどん首を知ることができる。そうすると『首の超人』になれます。稲村選手はプロレスラーなので、すでにパワフルで十分にプロレスの超人ですけど、次の『極（きわ）』を極めていってほしいです」と期待した。

　ミノワマンに弟子入り志願した理由を稲村は「中高生の時にミノワマンさんの試合を見て。本当にシンプルにカッコよくて強いなと思いました。この激闘のリーグ戦を勝ち残るには超人になりたい、なるしかないなと思いまして、声をかけさせていただきました」と明かした。

　さらに「ミノワマンさんとはいろいろとご縁がありまして。練習に行っている美木航さんのジム『ＮＡＴＵＲＡＬ９』で桜庭（和志）さんと一緒に練習させてもらった時に初めてお会いしたんですが、その後、なぜか『オールスター合唱バトル』（フジテレビ・２０２３年５月１４日放送）で、お互い出演することを知らずに『アスリートチーム』でご一緒したんです。ミノワマンさんって凄くて、普通本番（番組収録）が終わったら合唱の練習もやめちゃうと思うんですけど、ずっと続けているんです。簡単なことこそやらなくなっちゃいますけど、大事なことは長く続けることですね」と超人になる刺激を得た。

　残る公式戦はタビオン・ハイツ（８・１８仙台）と拳王（８・２５名古屋）。もはや一敗もできない状況を「超人体操」で突破する。