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大谷翔平、元巨人・マイコラスから11球粘るも…第1打席は空振り三振 “デコピン・スパイク”使用

スポーツ報知 / 2024年8月17日 9時23分

◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(16日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、敵地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。初回先頭の第1打席は空振り三振だった。5球目から5球連続ファウルなどで粘ったが、最後は11球目の87・2マイル(約140・3キロ)スライダーにバットが空を切った。この日は選手がそれぞれの個性を表現する「プレーヤーズ・ウィークエンド」の試合。大谷は両足のかかと部分に愛犬・デコピンのデザインが施された特注スパイクなどを使用している。

 カ軍先発は元巨人のM・マイコラス投手(35)。15~17年にはNPB通算31勝をマークした日本でもおなじみの右腕だ。メジャー復帰後も18年に18勝を挙げるなど活躍。大谷はこの日まで通算5打数4安打の打率8割と得意にしており、3試合ぶりの38号にも期待がかかる。大谷はエンゼルス時代も含め、カージナルス戦だけ本塁打を打ったことがないが、渡米7年目で日本人初の“30球団制覇”もかかっている。

 前日15日(同16日)の敵地・ブルワーズ戦では5打数1安打。5回には12日ぶりの単打となる右前打も飛び出したが、8月は同日終了時点で13試合で5本塁打の一方、打率1割7分9厘と本調子ではなかった。しかし、ロバーツ監督は大谷に休みを与える予定を聞かれ、「NO」と3度繰り返すなど大谷は打って走れる唯一無二の存在。完全復活を誰もが待っている。

 この日の試合前には昨年3月のWBCで共闘し、侍ジャパンの世界一にともに貢献したヌートバー(カージナルス)と再会。ヌートバーはようやく「結婚おめでとう」などと声をかけられたという。キャッチボール中だった大谷も笑顔で応じた。仲間との再会が復調のきっかけになるかもしれない。

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