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大谷翔平、6回は遊ゴロ…4打席目まで凡退 ドジャースはベッツらの2発5得点で逆転

スポーツ報知 / 2024年8月17日 10時52分

◆米大リーグ カージナルス―ドジャース(16日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が16日(日本時間17日)、敵地・カージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。チームが2点差をベッツの12号ソロ、キーアマイヤーの5号3ランの5得点で一気に逆転し、なおも6回2死一塁の第4打席は3番手左腕・リベラトレから遊ゴロだった。この日は選手がそれぞれの個性を表現する「プレーヤーズ・ウィークエンド」の試合。大谷は両足のかかと部分に愛犬・デコピンのデザインが施された特注スパイクなどを使用しているが、ここまで4打数無安打だ。

 カ軍先発は元巨人のM・マイコラス投手(35)だった。15~17年にはNPB通算31勝をマークした日本でもおなじみの右腕だ。メジャー復帰後も18年に18勝を挙げるなどしたが、大谷はこの日まで通算5打数4安打の打率8割と得意にしていた。しかし、初回の第1打席は5球連続ファウルなど11球粘った末に空振り三振、2回2死二塁の第2打席は初球を打って二直、5回2死の第3打席は左飛とこの日は3打数無安打だった。大谷はエンゼルス時代も含め、カージナルス戦だけ本塁打を打ったことがないが、3試合ぶりの38号が出れば、メジャー7年目で日本人初の“30球団制覇”になる。

 前日15日(同16日)の敵地・ブルワーズ戦では5打数1安打。5回には12日ぶりの単打となる右前打も飛び出したが、8月は同日終了時点で13試合で5本塁打の一方、打率1割7分9厘と本調子ではなかった。しかし、ロバーツ監督は大谷に休みを与える予定を聞かれ、「NO」と3度繰り返すなど大谷は打って走れる唯一無二の存在。完全復活を誰もが待っている。

 この日の試合前には昨年3月のWBCで共闘し、侍ジャパンの世界一にともに貢献したヌートバー(カージナルス)と再会。ヌートバーはようやく「結婚おめでとう」などど声をかけられたという。キャッチボール中だった大谷も笑顔で応じた。仲間との再会が復調のきっかけになるかもしれない。

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