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【阪神】痛すぎる今季6度目の引き分けで4カード連続勝ち越しなし…岩崎優が2点リードの9回に追いつかれる悪夢

スポーツ報知 / 2024年8月17日 18時47分

厳しい表情の岡田彰布監督(カメラ・朝田 秀司)

◆JERAセ・リーグ 中日5―5阪神=延長12回=(17日・バンテリンドーム)

 阪神が、今季6度目の引き分けで4カード連続の勝ち越しなしが決まった。重苦しいムードに包まれた。

 初回1死一、二塁の好機で、佐藤輝がメヒアから先制の右前適時打。バットは折られたが「形はどうであれタイムリーになってくれて良かったです」と、気持ちで運んだ。3―3の6回は中野が勝ち越しの右前適時打を放ち、なおも続く2死二塁で佐藤輝が「チャンスの場面だったのでランナーをかえすことだけを意識していました」と、左前適時打で5点目をたたき出した。

 連続安打&連続マルチ安打の快進撃がストップした7日・ヤクルト戦(神宮)から、前日までの9試合は28打数3安打の打率1割7厘、0本塁打、1打点と急失速。4番の不振でチームも勝利から遠ざかった。

 先発の村上は5回途中8安打3失点でKOを食らった。自己ワーストの1試合5四球と慎重にいき過ぎるがあまりリズムを崩し、持ち味を発揮できなかった。「先発投手として粘りの投球をすることができず悔しいです」と猛省。中継ぎ陣で懸命にバトンをつないだが、2点リードの9回に岩崎が同点に追いつかれた。

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