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【甲子園】大社、早実を破り93年ぶり夏8強 タイブレーク延長11回サヨナラ勝ち

スポーツ報知 / 2024年8月17日 19時4分

9回無死、二ゴロに倒れるも早実・内囿光太の悪送球で出塁、二塁まで進塁し吠える大社・馬庭優太(カメラ・渡辺 了文)

◆第106回全国高校野球選手権大会第11日目 ▽3回戦 大社3×―2早実(17日・甲子園)

 県立校の大社(島根)が、早実(西東京)にサヨナラ勝ちし、大社中時代の1931年(昭和6年)以来、93年ぶりの夏8強入りを果たした。

 後攻の大社は初回、2死一、三塁で5番・下条心之介左翼手(3年)が、早実の2年生エース左腕・中村心大(こうだい)から右前へ先制適時打。甲子園V経験のある強豪相手に先取点を奪った。だが6、7回に1失点ずつ喫し、逆転を許す。9回、相手失策も絡み同点に追いつくと、サヨナラ機は逃し、延長タイブレークに突入した。

 10回は両校無得点。11回、無死満塁で7番のエース左腕・馬庭優太(3年)が中前へサヨナラ安打を放ち、歓喜の瞬間を迎えた。

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