巨人の菅野智之、今季１２勝目へ「当たり前のことを徹底するしかない」 ５連勝目指し１８日ＤｅＮＡ戦先発

キャッチボールで調整する菅野智之（カメラ・堺　恒志）

　巨人の菅野智之投手（３４）が１８日のＤｅＮＡ戦（横浜）で、自身５連勝、今季１２勝目を目指し先発する。１７日は横浜でキャッチボールなどで調整した右腕は「毎試合、本当に当たり前のことを徹底するしかない。それ以上のこともできないし、それができれば抑えられる」と冷静に語った。

　今季はここまで１７試合で先発して１１勝２敗、防御率１・８９と抜群の安定感でチームを支えており「１週間の間にリカバリーしてフレッシュな状態でマウンドに上がることができている」と胸を張る。ＤｅＮＡは筒香が１軍に復帰。「やっぱり一度火がついたら強い打線。筒香ももし対戦する機会があったらいい勝負がしたい」と思い描いた。

　４年ぶりのリーグ優勝を争うシーズンも佳境に入った。「勝つしかない。今日は絶対に先制点をあげられないなとか、今日はある程度、点をあげても長いイニングを投げないといけないな、とか。そういう嗅覚っていうのは大事」。豊富な経験もフル活用して、チームを勝利に導く。