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巨人史上最年少22歳で3割30本100打点…頼れる第89代4番・岡本和真は通算200号到達も球団最年少

スポーツ報知 / 2024年8月18日 6時5分

岡本和真

創立90周年を迎えた巨人。巨人での出場試合が多い野手、投手を中心に記録にも記憶にも残る歴代の「偉人」を紹介します。第77回は岡本和真。

 現在、しっかりと4番の仕事を果たしている岡本和真の登場だ。

 1996年6月30日、奈良県生まれ。智弁学園から14年、ドラフト1位指名で入団した。

 4年目の18年から1軍に定着し、6月2日には89代4番打者になる。同年、全試合に出場し、史上最年少22歳で「3割・30本・100打点」をマーク。

 20年には31本塁打、97打点で初のタイトルを獲得。21年も39本、113打点と2年連続で2冠に輝く。巨人では王貞治以来44年ぶりの快挙だった。

 坂本勇人に代わって20代主将になった23年にも41本で3度目の本塁打王に。18年から6年連続30本は、史上9人目、巨人では王、松井秀喜以来のことだ。

 24年6月27日の試合では4番で通算200号。392本の王、314本の長嶋茂雄、255本の原辰徳に次いで球団史上4人目。その詳細を見ると、試合数では王、原に次ぐ3番目だが、年齢(27歳11か月)では最年少。他球団との比較でも、清原和博(西武=26歳11か月)、張本勲(東映=27歳3か月)に次ぐ3番目。清原、張本はパで達成しており、セでは江藤智(広島=29歳2か月)を抜く記録。堂々たる数字が並ぶ。

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