【ヤクルト】高橋奎二が汚名返上の好投で４勝目 「本当に苦しかった」

ヒーローインタビューで笑顔の高橋奎二（カメラ・清水　武）

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト６―３広島（１７日・神宮）

　ヤクルトの高橋奎二投手が１７日、本拠の広島戦に先発し７回９４球を投げて４安打２失点、５三振、無四球の好投で４勝目を挙げた。

　３日の巨人戦（東京Ｄ）は４回７失点、１０日のＤｅＮＡ戦（横浜）は１回２／３を７失点と乱調が続いていただけに「ふがいない投球で本当に苦しかった」。汚名返上をかけた登板で結果を出して「松本さんのリードでいい投球ができてよかった。本当にうれしいです。野手の人がいい守りであったり、いいところで打ってくださったので、いいテンポで投げられたかなと思います」と仲間に感謝した。

　前回１０日の登板後に「多少、説教をして。説教というかお話しです」と明かした高津監督は「無四球だね。わからないね。野球は難しいということを勉強させてもらっています。今日ぐらいの投球ができるわけなので、こちらとしてはそういう目で見てしまうし、そして期待を裏切るのが奎二なのかなと思います」と広島のエース、大瀬良に投げ勝った左腕に目を細めた。