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巨人の浅野翔吾、先制点お膳立て&好守「どうにか貢献できるように」 阪神戦V満弾に続き躍動、連続先発起用応えた

スポーツ報知 / 2024年8月18日 5時20分

2回1死一塁、二塁打を放った浅野翔吾(カメラ・堺 恒志)

◆JERA セ・リーグ DeNA1―11巨人(17日・横浜)

 乗っている男が試合の流れを引き寄せた。浅野が先制点につながる貴重な一打を放った。0―0の2回2死一塁、カウント2―2から石田裕の低めスライダーに食らいついてライナーで左翼線二塁打。「2軍でやってきたことをやれていると思います」と塁上で熱くガッツポーズした。阿部監督が「大きかった」とたたえた打撃で二、三塁の好機を作り、続く9番・井上の先制V打を呼び込んだ。

 14日の阪神戦(東京D)で4か月ぶりに先発出場すると左腕・及川の変化球をとらえ今季初安打となる決勝満塁弾でヒーローになった。相手が右投手だったこの日も「8番・右翼」で2試合連続スタメン。2試合連続長打と期待に応えた。4月の2軍降格時に阿部監督から「真っすぐしか打てない」と変化球への対応を課題に挙げられたが、4回1死一、二塁では下手投げの変則右腕・中川颯から右前安打。マルチ安打で成長をアピールした。

 試合前の守備練習では入念に風や太陽、照明の位置を確認。6回にはスライディングキャッチで井上を救った。「どうにか貢献できるように、という思いです」。8月18日は高松商3年の22年に夏の甲子園でバックスクリーン弾、プロ1年目の昨年はプロ初本塁打。記念日を前に攻守で躍動した。(片岡 優帆)

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